結局のところ、楽天経済圏はオワコンなのか?楽天ユーザーなら気になりますよね。
改悪だと度々騒がれる楽天経済圏。たしかにポイント還元率が改悪されることはこれまでも何度もありました。
でも改悪だ!オワコンだ!と騒いでるのは、実はシステムの歪みを利用して異常な効率でポイントを稼いでいた層だと思っています。
例えば、楽天ポイントセドラーや転売ヤー、ポイ活アフィエイターやインフルエンサーなど。
そりゃ異常なレベルで楽天ポイントを荒稼ぎしていたら、「改悪だ!」「オワコンだ!」と騒ぐのもわかる。
でもちょっとした日常使いで2021年から毎年年間約20万ポイントを達成している私からすると、楽天経済圏は今もなおオワコンでは決してないと思ってます。
改悪の影響もほとんど感じていません。通算獲得ポイントも100万ポイントを超えました!

この記事では、普通の人にでもできる楽天ポイントの貯めるテクニックを紹介します。日常生活に取り込められれば難しいことはありません。是非真似してみてください。
楽天経済圏にドハマリしたきっかけ

最初に私が楽天経済圏にハマり出した経緯をお話します。
ポイント獲得履歴を見ると一目瞭然ですが、本格的にハマりだしたのは2020年末頃からでした。
※2014年〜2019年は何も意識してなかったにも関わらず、自然とこれだけ貯まっていたと思うと実はすごい楽天ポイント。
2014年頃楽天に片足突っ込む
当時CMでめちゃくちゃ流れていた「楽天カードマン」。

カードを作るだけで9000ポイントもらえる!と軽い気持ちで楽天カードを作成。
当初はただのポイント目的だったため、9000ポイントをもらうためだけに楽天市場で楽天カードを使った後は持ってるだけのほぼ放置状態に。
2020年の終わり頃より本格的にハマりだす
楽天経済圏という言葉自体を知ったきっかけは積立NISAを始めるにあたり、どこの証券会社にしようか考えていた時でした。
楽天証券とSBI証券のどちらが良いかを調べていくうちに、ポイントサイト経由で申し込みとキャッシュバックがもらえるという所謂ポイ活を知り、更に調べていくうちに「楽天経済圏」に辿り着いたんです。
その頃は今よりもポイ活インフルエンサーが「楽天経済圏がお得!」と騒いでいたので、乗っかってしまったといえば乗っかってしまった状態。
楽天証券・楽天銀行を開設して無事にポイントをもらったことでポイ活の味をしめてしまい、そこからどっぷりポイ活人間化。ポイ活関連のYouTubeを見漁る日々。
カード・銀行・証券・モバイル・電気・ガスと一通り楽天で装備し、完全に楽天経済圏の住人になりました。
2023年頃よりポイ活生活を終了
2023年頃より他の副業を考え出し、ポイ活をするのをやめ、貯めるのは楽天ポイント一本に絞りました。
ポイ活をやめた理由はこちらです。
- 時間と手間が合わない/労力に対してリターンが少ない
- スキルが向上しない/時間単価が上がらない
- 個人情報の切り売りになる
- 脳のリソースを使う
しかし!ポイ活ガチ勢をやめた現在でも変わらず年間20万弱のポイントも獲得し続けられています。
みなみ無駄なポイ活をやめても年間のポイント獲得数はそんなに変わりませんでした。いかに無駄なことをしていたのか痛感…!
ポイ活に対する基本スタンス


はじめにこの記事の前提、「私のポイ活に対するスタンス」をお伝えします。
- 生活に必要なサービスを使うだけで自動的にポイントが貯まるものに限る!
- ポイントが目的の行動はしない!
- 獲得したポイントは貯めずに使いきる!
このスタンスだからこそ、いわゆる普通の人、普通の会社員、主婦にこそ楽天ポイントがおすすめできる所以でもあります。



ガチなポイ活って地味に時間を奪うんです。
時間のない人にとってはただた時間食い虫になるだけ。
①生活に必要なサービスを使うだけで自動的にポイントが貯まるものに限る!
私のポイントの貯め方はこれら2つの手法のみです。
- 自動で付与されるポイント(クレカ還元など)
- 必要な買い物のついでに付与されるポイント
これら以外のポイントを貯める行動はしていません。正直、ポイ活とは言えないレベルの行動しかしていません。
②ポイントが目的の行動はしない!
ポイ活していると常日頃「ポイント貯めよう」と意識して生活してしまいますが、「ポイントを貯めよう」という意識をやめました。今でこそ、上記①の自動的に貯まるポイ活しかしていませんが、過去の私はポイ活勢だったので、日々こんなポイ活をしていました。
- 楽天キャッシュの還元率をあげるためにポイント錬金術を多用
- Tポイント、ポンタポイントなど有名どころは網羅
- ポイント還元が大きいと流行ったクレカや銀行をポイントサイト経由で作成する
- アンケートに答えてポイントをもらう
- 広告動画を見てポイントをもらう
- 通りすがりの店舗によってチェックインしてポイントもらう
- 電気やガスを頻繁に乗り換える
でもこんなことやっていても、ポイ活で稼げる金額はごくわずかであり、どれだけ時間や労力をかけても大きなリターンは見込めないんですよね。
また、時間の切り売りでスキルは何も身につかない、ただ効率が悪いだけだと気づきました。
やるのは良いポイ活のみで、ダメなポイ活は一切やめました。
| 良いポイ活 | ダメなポイ活 |
| ◯クレカの利用で自動的に貯まる ◯日常生活で自動的に貯まる ◯お買い物で自動的に貯まる | ✕不要なクレカや口座を作る ✕不要なサービスに申し込む ✕アンケートに答える ✕広告動画を視聴する ✕チャージを繰り返すポイント錬金術 |



ポイ活で稼ぎまくれるのは主にポイ活紹介リンクで稼いでいるポイ活インフルエンサーだけです。
③獲得したポイントは貯めずに使いきる!



貯まっていくポイントをニヤニヤと眺めるのが嬉しい
どんどん貯まっていくポイントを眺めるのは通帳を眺めているようでウキウキしますよね。記録更新していくごとにやる気もメラメラ。
でも実はポイントを貯める行為は以下の5つの理由でNGです。
- ポイントを貯めることが目的になると無駄な買い物をしてしまうから
- ポイントを貯めるために不利な条件でも買い物をしてしまうから
- ポイントの発行会社が倒産したり、利用可能な店が閉店したりするから
- 有効期限があるから
- 利息がつかないから
5つの中でも、一番の理由は利息がつかないことです。
その理由はこちら。仮に10万ポイント貯まっている場合で考えてみましょう!
・ポイントとして持ち続ける場合…利息0円
・ポイント分を楽天銀行に預けた場合…年利0.2%なので1年間で得られる利息約200円
・ポイント分をNISAで米国株S&P500に投資した場合…仮に年率7%として収益約7,000円
保有期間が長くなればなるほど、ポイントとして持ち続けることが損になります。



ポイントは使ってナンボです。貯めずにどんどん使い切りましょう!
「普通の人」のための楽天経済圏活用術【楽天ポイントの貯め方編】
私のポイントの貯め方を紹介します。あくまで労力かけずに勝手に貯まる分のみです。だからこそ、普通の人にも簡単にマネできる貯め方。ぜひマネしてみてください。
- 日常の支払いは楽天カード一択
- 基本的にお買い物は楽天市場のみ
- 楽天ポイントに絞って貯める
使っている楽天のサービスとSPU


私が使っている楽天のサービスはこちらです。
- 楽天カード
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天モバイル
- 楽天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天ファッション
- 楽天ふるさと納税
常時対象となっているのはカードと銀行とモバイルのみでSPUは基本7.5倍。
どうすればSPUをあげられるか?なんて全く考えていません。
イーグルスやヴィッセルの勝ち倍は勝ったらラッキー程度、トラベルやファッションやブックスやラクマもタイミングがあえば対象となるかな程度です。(対象となるには条件も厳しいので、そこまで意識していません。)
①日常の支払いは楽天カード一択
クレカ決済できるところは全て楽天カードで決済しています。(実は楽天カードしか持っていません)
- 公共料金・税金・保険料・携帯電話の通信料等はポイント還元率が低い
- 楽天カードより楽天Payのチャージ払いの方が高還元
だとか、一切考えていません。ただただシンプルに全て楽天カード一択です。
PayPayや楽天ペイも紐づけた楽天カードでのクレカ決済になっています。Suicaへのチャージも楽天カードです。
楽天カード(VISAタッチもしくはQUICPay)>PayPay>楽天Pay>Suica>楽天カード(差込)>現金
※スマホのタッチ決済かコード決済が最優先です。



このように支払い手段の優先順位をつけておくといちいち悩まずに済むのでおすすめです。
②基本的にお買い物は楽天市場のみ
スーパーの食材以外の買い物は全て楽天市場で済ませています。ドラッグストアも緊急でない限り行きませんし、楽天の天敵Amazonも使いません。
ただ闇雲に楽天市場で買ったとて、大したポイントはたまりません。楽天市場でのお買い物にはちょっとコツがあります。



日常的に必要なものはリストアップし、楽天のセールのタイミングでまとめ買い!
- お買い物マラソンやスーパーセールで買いまわる
- クレカ払いの時は0と5のつく日に
- 同じ商品ならスーパーdealやポイント10倍のものをねらう
楽天市場はちょっと高い?ことも多いですが、たった数十円の差のためにドラッグストアを巡るよりも、ポチるだけというラクさを取ってポイントを多めにもらう方がいいかなと考える派です。
ふるさと納税も楽天でやっています。
※2025年10月からポイント付与されなくなっていますが、ポイント付与されなくなっても楽天市場を使います。これまでの納税履歴も見れるし、今更他社サイトに移行するのも手間なので。
私は一人暮らし且つミニマリストを目指しているので物増やさないようにしているため年間20万ポイント弱程度ですが、家族の多い家庭は必然とお買い物も多くなるので、お買い物を楽天市場に集約するだけで今よりグンと楽天ポイントが貯まると思います。
③楽天ポイントに絞って貯める
楽天ポイントしか貯めません。楽天ポイント以外はオール無視です。
コンビニ、ドラッグストア、スーパー、各社必死に独自のポイントを貯めさせようと口説いてきますが、ショップ独自のポイントカードは発行自体をお断りしています。dポイントやVポイントなども全く貯めていません。
最近は複数のポイント会社から選べるお店がありますが、そこでも迷わず楽天ポイント一択です。例え楽天ポイントの方が還元率が下がったとしても。
「普通の人」のための楽天経済圏活用術【楽天ポイントの使い方編】
私の使い方はたった1つで、誰にでもできるいたってシンプルな使い方です。
楽天市場で使いまくる!
以上です。
え、でも楽天ポイントは楽天市場で使うのは損なのでは??
これ巷でよく聞きますよね?
ポイントを楽天市場で使うと損と言われるのは、楽天市場ではポイント払いより楽天カードで支払った方がポイントがたまりやすいからです。
思い出してください。私はポイントを貯めることを主にしていません。
ポイントはいかに貯めるか、ではなくいかにお得に使っていくかを重視しています。たくさんポイントが溜まって嬉しい気持ちは分かります。ですが、貯めるだけではなんの意味もありません。使ってなんぼです。
うっかりポイントを失効させてしまうと、楽天側が「使われなくてラッキー」となるだけ。
巷(ちまた)で言われる楽天ポイントのオトクな使い道
- 楽天カードの支払いに充てる
- 楽天モバイルの支払いに充てる
- 楽天Payで使う
- 楽天証券でポイント投資
などがお得な使い方だとよく言われています。
こういったちまたにあふれる「オトクな使い道」は基本的に、「楽天ポイントをいかに貯めるか」に焦点があたっています。
たしかにポイントを貯めるには楽天市場で使う以外の方法が良いのかもしれません。
ですが、私はどの使い方もやっていません。ポイントは全て楽天市場での買い物で使い切ります。
楽天ポイントを楽天市場で使う理由
楽天市場でポイント払いした方がポイント還元が大きいからです。
楽天カードや楽天モバイルの支払い等に充当しても1%はポイント還元されますが、楽天市場でのポイント払いは楽天カード利用のSPUを除いても1%以上のポイントが還元されます。
同じように手出しの出費がゼロなのに、より多くのポイントもらえるのが楽天市場でのポイント払いです。
特に18(イチバ)の日に使うのがおすすめです。



ポイントが更にポイントを生む。まさにポイントの複利!
「楽天ポイントを楽天市場で使うのは損!」と言われる理由
よく楽天経済圏やポイ活インフルエンサー達が「楽天市場で使うのは損!」と言っているのは、オトクな使い道と同じく基本的に「楽天ポイントをいかに貯めるか」に焦点があたっているからです。
楽天市場では楽天カードを使わないとSPUが減ってしまったり、5と0のつく日の還元が受けられないので、ポイントを貯めるにはポイント払いより楽天カード払い一択というのは間違いなく真実。
しつこいようですが、ポイントはすぐ使ってナンボです。貯めても良いことなし。ポイントをお得に使うという視点で考えると、楽天市場で使うのが一番ポイントバックされるので結果お得と私は考えています。



手出しが0円なのにポイントがもらえるので全く損ではないのです!
なぜ私は「改悪」の影響が少ないのか?分析してみた。
改悪と騒がれる楽天経済圏ですが、私はその影響をほとんど受けていないと感じています。その理由は以下3点と自己分析しました。
- 上限ポイントに達しない健全な利用額
- SPUの「土台」がしっかりしている
- 瞬間風速的なポイント稼ぎに依存していない
上限ポイントに達しない健全な利用額である
上限ポイントの改悪は、月間100万円、200万円といったレベルで仕入れをしていた「せどらー」などの業者にとってはたしかに致命的。でも通常の家計の範囲内で利用している普通のユーザーにとっては、そもそも上限に達しないケースが多いので、実は影響が少ないんです。
例えば、お買い物マラソンのショップ買い回りの上限が7,000ポイントの場合、10店舗まわるとするとお買い物金額の上限は77,800円となります。
これだけの金額をマラソンの度に使える家庭はそうないですよね。



私たちライトユーザーにとっては、上限ポイントの改悪はさほど影響がありません。
SPUの「土台」がしっかりしている
楽天モバイル、楽天銀行、楽天証券といった、一度設定すれば継続的にSPU倍率を維持できる「コアサービス」を契約しているため、毎月無理にキャンペーンを追いかけなくても、常に高いポイント還元率が約束されています。
電気やガスといった変動要素の大きいSPUに依存していない点も、安定している要因です。
「瞬間風速的」なポイント稼ぎに依存していない
楽天側がグループ会社のサービスをSPUに追加するタイミングって、そのサービスを売り出したい時なんです。そしてそのサービスがある程度浸透すると改悪となります。
「税金支払いで1%還元」「月額200円の保険でSPU+1倍」といった、いずれ塞がれる可能性の高かった抜け道的なテクニックに頼っていなかったため、それらが廃止されてもダメージが少ないのです。
まとめ|日常使いだけで楽天ポイントを貯めよう
楽天経済圏は「改悪だ!改悪だ!」と度々騒がれていますが、今でもなおオトクな経済圏なので使う価値は大アリです。
度重なる改悪はたしかにありますが、小手先のテクニックが通用しなくなり、楽天サービスを生活の中心として誠実に使っている人が、きちんと得をする『健全な状態』になっただけ。だから、これから始める人も安心して大丈夫。
年間で20万ポイントのお小遣い嬉しくないですか。私は一人なので20万ポイントに留まっていますが、ご家族の多い方々はその分お買い物の量も多いはずなので、私なんかよりもはるかに溜まりやすいはずです!
ぜひ今日から楽天経済圏に足を突っ込んで、楽天ポイントをゲットしてみてください。



はじめての方はまず楽天カードを作ろう



